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④シギショアラ → ⑤ビエルタン → ⑦シナヤ(シナイヤ)
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ルーマニアの後半は④シギショアラ → ⑤ビエルタン →
→ ⑦シナヤ(シナイヤ)を巡ります。 |
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ルーマニアの首都ブカレストから北西約300kmに位置します。
12世紀にドイツ系職人たちよって建設された城塞都市です。
デアル・チェッタツィーという丘の上に建つ城壁の中は
街を包む緑と赤くて古いレンガの屋根瓦の織りなす風景は
中世の街並みそのままの美しさでした。
シギショアラの旧市街は に登録されております。
シギショアラは例の吸血鬼ドラキュラ伯爵のモデルである
ヴラド・ツェペシュ公(ワラキアの串刺し公)の誕生地でもあります。
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シギショアラ歴史地区(旧市街)。後方は時計塔
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オスマン帝国やモンゴル帝国など異民族からの侵略に備えた城壁都市。
城壁都市シギショアラの要塞の一つがこの時計塔
旧市街には14ケ所の要塞が有ったそうですが現在は
[仕立屋の塔][皮革加工職人の塔][靴職人の塔][肉屋の塔]
そして[鍛冶屋の塔]など中世を思い起こすユニークな
9つの塔が残っております。
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左:シギショアラ広場側から見た時計塔(兼見張塔) 右:外側から見た時計塔
今でも正確な時を刻んでおり、正時には少しだけからくり人形が動きます。
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時計塔のすぐ近くの黄色い建物が[吸血鬼ドラキュラ]のモデル
ヴラド・ツェペシュ公の生家。現在はレストランです。ここが昼食会場でした。
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山上教会
城壁の南側には山上教会・山上学校(ドイツ語高校)が有ります。
左の屋根付き入り口から175段の木造階段を上って行きます。
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左:山上教会(聖ニコラウス教会)プロテスタント・ルーテル派の教会
右:山上高校(ドイツ語高校)
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シギショアラ歴史地区(旧市街)
中世ヨーロッパの姿を今に伝える美しい街並みが広がります
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12世紀末頃、ザクセン人(ドイツ移民)によって造られた商業都市
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シギショアラ旧市街はデアル・チェタツィーという丘の上にあります
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美しい赤い屋根のメルヘンチックな旧市街ではありますが、
現在も市民が普通に生活しているとの事でした。
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ヴラド公の胸像。シギショアラはヴラド公の出身地です。
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左:皮革加工職人の塔
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シギショアラのムービー
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12世紀に当時のハンガリー王が辺境防衛としてザクセン人(ドイツ人)を
入植させたのがビエルタン(ドイツ名ビルトヘルム)の始まりとの事。
オスマントルコ軍等異民族侵入に備えて、16世紀前半、街の中心には
三重の防壁を備えた要塞教会が創建されました。
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ブラショフからビエルタンに移動
なだらかな牧草地が延々と続きます。草原の中をのんびり馬車が行きます。
ビエルタンの人口比率はルーマニア人68% ロマ人(ジプシー)22%
公用語もルーマニア語の他にロマ語が使用されているそうです。
バス車窓です。
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草原の中にポツンと教会・墓地(バス車窓)
ルーマニアは基本的には農業国でした。
ただ農地は牧草や小麦畑が多く、生産付加価値の高い作物が見当たりません。
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ビエルタンの街に近づいてきました。(バス車窓)
所々にコウノトリの大きな巣が見えました。ただ雛は巣立った後でした。
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左:馬車は今も現役。ぎょ者と荷台の人々はおそらくロマ族。
右:街の近郊には、このように可愛い公園もありました。
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広場や通りの露店。木彫り工芸品やレースの民族衣装を販売してます。
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蜂蜜の自家製造販売露店。なんと日本語の看板が・・・・、こんな辺境で日本語?
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ビエルタン要塞教会
ビエルタンの要塞教会全景
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防壁側から見た要塞教会。三重の防壁になっております。
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左:時計塔兼見張り台
右:教会へは屋根付き階段を上ります。
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左:教会入り口 右:主祭壇
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左:主祭壇の宗教画アップ 右:主祭壇に向かってパイプオルガン
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左:説教壇 右信徒席
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聖具室のドアとドア内部の精巧頑丈な鍵
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1回の施錠で16ケ所のかんぬきが掛かる仕組み。
1900年のパリ万博に出品し金賞を射止めた優れもの。現役です。
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教会から見下ろすビエルタンの街
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教会側から見る三重の城壁
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要塞教会の城壁とビエルタンの街並み
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城壁の回廊に続くトンネル
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ビエルタンのムービー |
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シナイアはブラショフから南に約40kmにある小さな村。
カルパチア山脈の山間に位置します。18世紀にブカレストの
王侯貴族たちの別荘地として栄えたそうです。
真夏でもスッキリ涼しく、快適な避暑地でした。
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シナイア修道院
1695年ルーマニア人貴族ミハイ・カンタクジーはイスラエルへ巡礼の
旅に出かけました。旧約聖書に登場するシナイ山に詣でて感動・感化し
シナイア(シナイ)修道院を創建。修道院の名は、やがて村の名前になりました。
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シナイア修道院全景
ルーマニア正教の現役修道院です。
真っ黒の頭巾、真っ黒のガウンをまとった修道士が中庭で談笑してました。
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修道院・伽藍の周囲は修道士の宿坊
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入口から礼拝堂内部全面、フレスコ画で埋め尽くされておりました。
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現地ガイドの特別な取り計らいで礼拝堂内部をノーフラッシュ撮影できました。
豪華絢爛なルーマニア正教の主祭壇
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礼拝堂内部全面、華麗なフレスコ画、豪華なイコンで満載でした。
勿論、私は単なる観光客でしたが、それでもスゴイ!感動でした。
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ペレシュ城
ルーマニア王室のカロル一世が夏の離宮として建てた宮殿。
外観はゴシックとドイツ・ルネッサンス建築で広大な庭園も美しかったです。
さまざまな様式を組み合わせた内装も壮麗でした。(有料撮影)
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宮殿内部の部屋数は160室。
各部屋・廊下などにはカロル一世が収集した絵画・彫刻・武器・などの
美術品、陶磁器、金銀・宝飾品などが飾られておりました。
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ペリショール城
ペレシュ城のすぐ隣にあります。
こちらはカロル一世が狩猟用に建てた城だそうです。
木組みのドイツ風外観です。
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撮影角度により赤瓦の色が美しいです。
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シナイヤのムービー
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