美しき中欧4ケ国 周遊10日間


ハンガリー


 
ハンガリー

政体:共和制。国土面積は日本の約4分の1弱。人口は約994万人。首都はブダペスト。

EU加盟国ですが通貨はユーロではなくフォリント:Ft(1フォリント=0.42円)でした。

ただ現地での買い物は全部ユーロで決済できました(1ユーロ=318フォリント)

ヨーロッパで唯二のアジア系民族国家のひとつがハンガリーです。

(ちなみに、もう一つのアジア系ヨーロッパ国家は北欧のフィンランド)

ハンガリーでは自らをマジャル人と呼んでおります。

日本人も自分を日本人と言い、ジャパニーズとは言わないのと同じですね。

ハンガリー人(マジャル人)の祖先は

アジア系騎馬民族だそうですが、現在では混血が進み容貌からアジアを

連想することはできませんでした。それでも彼らは自分たちのルーツに誇りを

持っているそうです。昔は赤ちゃんのお尻に蒙古斑があったそうです。

ハンガリーの国土中央を南北にドナウ川が流れてます。

ハンガリーはヨーロッパでも有数の温泉大国でもあります。


ハンガリーについてのうんちくは、ここをクリック








 ブダペスト


ハンガリーの首都ブダペストはドナウ川によって

ブダ地区とペスト地区に分かれています。

王宮(ブダ城)など王侯貴族の住まいがあったブダ地区では

歴代のハンガリー皇帝の戴冠式が行われた

マーチャーシュ教会などを見学できました。

ブダペストの歴史は古く、古代ローマ帝国のアクインクムに

始まるとの事でした。

ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通りは

世界遺産に登録されております。








左:王宮(ブダ地区)   中央:くさり橋   右:国会議事堂(ペスト地区)






ブダペストの街の様子
 






ブダ地区で威容を誇る王宮(ブダ城)全景

この王宮設立は、13世紀半ば頃にさかのぼるとのことですが

ハプスブルグ軍とトルコ軍との戦争や二度の世界大戦で破壊され

現在見られる姿は1950年代に入ってから完成したものとのことでした。

現在は国立美術館、歴史博物館、軍事歴史博物館などが置かれてます。
 
 





ドナウ川とブダ王宮
 






ライトアップ・ブダ王宮・全
 
 






マーチャーシュ教会
ブダ城地区の中心にある教会で、正式名称は[聖母マリア聖堂]1015年の創建

ただ、南塔の建造を含む増改築を命じたマーチャーシュ一世の名で

今日まで、広く呼ばれるようになっております。

ほぼ歴代のハンガリー国王の戴冠式は、ここの教会で執り行われたそうです。

左:マーチャーシュ教会   右:教会広場の聖三位一体柱
  





ダイヤモンド模様の屋根瓦が美しい






マーチャーシュ教会の内部
 





   





   





ハンガリー国王の王冠、宝珠、笏

聖イシュトヴァーン一世の聖冠とよばれておりますが、

教会の展示品は勿論レプリカ
 






漁夫の砦
マーチャーシュ教会の隣に位置するのが”漁夫の砦”

ハンガリー建国一千年祭における都市美化計画の一環

として建てられたもの。ユニークなネーミングの由来は

中世にドナウの漁業組合がこの場所を守っていた、とか

ここに魚市場があったから、とか諸説ありますが実際のところ不明とのこと。



白亜の美しい7つのトンガリ塔と優雅な回廊で構成されております。

トンガリ帽子のような塔の形は遊牧民だったマジャール人のテントを、

そして、"7"の数はマジャールの7部族を表している







トンガリ帽子のような屋根が面白い
 



左:窓から一望できるペスト地区   右:広場で実演中の鷹匠
 





漁夫の砦・広場の中央にはハンガリー建国の父

聖イシュトバーン一世騎馬像

 





 






 
 
 中央市場
自由橋の近くにあり豪華な二階建。

一階は肉、野菜、香辛料などの食料品、

二階はお土産品や食堂が並んでおりました。
 





フォアグラなどの肉類、野菜、果物は一階
 





お土産店や立食・飲み屋・食堂は二階
 





 
 
くさり橋 
 くさり橋(正式にはセーチェーニ鎖橋)はブダペスト・ドナウ川に架かる

吊橋で、西岸はブダ地区、東岸がペスト地区。

1849年完成で橋の全長380メートル(ただし現在の橋は1949年に再建されたもの)


















ライトアップ・セーチェーニ鎖橋
 





ライトアップ・王宮とくさり橋(ナイトクルーズ船から撮影)









 
 
 
 ゲレルトの丘
ドナウ川を望む標高235メートルの高さを有する”山”ですが・・・

標高が低いので、やっぱり”丘”でしょうか。

ゲレルトの丘の北側が、王宮の丘のブダ地区、

南側が国会議事堂などがあるペスト地区です。

ブダペストの町を一望できる絶景ポイントでした。





ペスト地区のパノラマ





手前の橋はくさり橋で奥の橋はマルギット橋





白くてシンプルな中にもエレゲントな美しさの

エリザベート橋







中央市場近くの、こちらは自由橋(ふもとで撮影したものです)

もともとの橋の名前はエリザベート妃のご主人名”フランツ・ヨーゼフ橋”でしたが

オーストリア=ハンガリー二重帝国解消直後、自由橋に変更されたとのこと。

しかしシシーこと、エリザベート妃は今でもハンガリー人に深く愛されており

エリザベート妃の名を冠した施設は多々ありました。

 







 聖イシュトバーン大聖堂
ペスト地区エリザベート広場近くに位置し、ブダペスト最大の聖堂。

1851年着工、約半世紀後の1905年完成。

キリスト教を積極的に受け入れたため没後聖人に列せられた、

ハンガリー初代国王イシュトバーン一世にちなんで名づけられた聖堂。
 





聖イシュトバーン大聖堂の超豪華な礼拝堂内部
  





 





 





 











ハンガリーの首都ブダペストのムービー
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