鶴と亀の旅物語 海外旅行編 中国・上海・江南の巻



中華人民共和国(=中国)



2010年2月下旬、やまゆりパソコンサークル・デジカメ研究会、佐野先生のお世話により[羽田発着、上海と江南ぐるり5日間]に行ってきました。

オリンピックの開催を成功させ、来る5月からは万博の開催を計画中の上海は、街中が活気づき目覚ましく発展してました。中国4千年の歴史、悠久なる古都同里など、中国の一端を駆け足で観てきました。

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東京羽田国際空港 → 上海虹橋国際空港 → 宿泊ホテル

東京羽田国際空港・国際線ターミナル
現在は半プレハブ様式の狭い建物

上海までは一っ飛び。羽田国際線ターミナルビルは大成建設により新築中2010年10月新装オープン予定

羽田14:30発→上海虹橋国際空港行き16:35着
上海航空 FM816便 

上海航空FM816便の機内の様子
以外にも満席でした

上海航空の機内食(昼食)。一寸物足りない。
勿論チンタオ・ビールは、お代り自由でしたが。

ホテルへ向かう途中のレストランでの夕食メニュー
やはり本場の中国料理は美味しかった~!

夕食会場のレストランで、とりあえず記念写真
○○○

蘇州での宿泊ホテル、4星ホテルでした
金澄錦江国際酒店





 
太湖遊覧

江南水郷地帯にある太湖
湖水はやがて長江(揚子江)へと流れる地図はGoogleから転載

遊覧船が停泊する港
ドラゴン船など色々な観光船が停泊してました

太湖で私たちが乗船した船
○○

ただ残念ながら当日はご覧のような深い霧に
包まれて周囲は良く見えません

太湖に架かる橋
○○

遊覧船の客室
現地添乗員の玲さんが蘇州夜曲を熱唱(?)
国営淡水真珠工場見学

国営の淡水真珠生産販売所見学&直販会
大学新卒新入社員が日本語で熱心に説明

真珠のアクセサリーの他に美顔パウダーもあり
熱心に聞き入る御一行の女性の皆様

淡水真珠を開けたところ
○○

海水真珠は中に一粒の真珠。しかし淡水真珠の場合
小粒ながら20~30粒も入ってます、
テーマパーク 三国城

三国志のテーマパーク
三国城の入口門

かって映画のロケ用として造られた建物群を
そのままテーマパーク化。広大な敷地でした

入口門の甲冑番兵は、なっ、なんと!
生身の人間。人形ではありません。微動だにしない

生身の人間甲冑番兵に敬意を表して
記念写真を撮らせて頂きました

三国城の中にはこのような湖の地区も組み入れて
曹操の水軍も再現してます

三国志の最大の決戦、例の
赤壁の戦い]の赤壁はこの右側





 











 

古都・同里

江南水郷地帯にあり、千年の歴史を誇る古都・同里。昔ながらの景観そのまま、
今に伝える古き良き時代にタイムスリップした感じでした。
ここに入るには郊外で観光バスから専用シャトル電気自動車に乗り換えて向かいます。
旧市街はガソリン車、ガソリン・オートバイは乗り入れ禁止。
多くの住民が乗っていた一見オートバイに
見えた乗り物は、なんと電気オートバイでした。


古都・同里の入口

旧市街には無数に運河が通ってます

なんと運河の中央に建てられた東屋
○○

この川べりで、七輪を使用し夕餉の準備をしていた
のがとても印象的でした

これも運河
○○

あれも運河、運河だらけ
さすが水郷の里です

運河をポンポン船も行き交います
○○

この女性が乗っている乗り物は
電気オートバイ(ガソリン車ではない)

旧市街地区の交通手段は電気オートバイに加えて
自転車、人力車はOK。ガソリン車はダメ!

豚肉、鶏肉販売店
○○
 
  退思園

蘇州の庭園の多くはの時代に建設され、多くは地元の名士が個人的に趣味で作ったものだそうです。
これを私家園林というそうです。これに対して皇帝所有の庭園は皇家園林と呼んでます。
私家園林(庭園)は水郷の豊かな水を利用し、池を配置した不思議で素朴な美しさがありました。
贅沢にも太湖石をふんだんに使用してました。


太湖石をふんだんに使用

こちらも太湖石を使用





 
蘇州運河ナイトクルーズ

旧市街は城壁で囲まれてます
○○

セメントの無い時代に作られたこの城壁の
石組の接合は牛血を使用したとか、本当かな~?







 

 留園

退思園同様私家園林。こちらも太湖石をふんだんに使用した庭園。
幾多の庭園で太湖石を使用したため、現在では太湖の湖底に全く、
その太湖石は残っていないそうです。


庭園入口の看板

中国で背丈が最高の太湖石

このように太湖石がふんだんに使用されている

二番目に高い太湖石

庭園の東屋
○○

龍の爪5本は皇帝専用、4本は皇族、
3本は地方の豪族




 
澤田さんと永吉さん


 
寒山寺

寒山拾得の故事で名高い仏教寺院

入口左端の仁王様

入口右端の仁王様

観音様

お釈迦様

寒山拾得僧とその弟子

お線香が煙る境内
○○


朱家角

こちらは上海市の水郷地帯にある古都

古都・朱家角旧市街の入口門
○○

このように一歩旧市街に入ると瓦屋根の先端が
ピィンと張った中国古来の家屋が建ち並ぶ

良く保存されている街並みでした
○○

運河沿いに立ち並ぶ朱家角の街並み
やはり朱家角も水郷の街です

観光スポット、五眼橋
○○

この五眼橋の上から金魚を放流すると来世は
極楽行き確実とかで(?)、金魚売りが多数いました
上海・黄浦江ナイトクルーズ

私たちが乗船したクルーズ船

刻々変わりゆく水面の光絵も美しかったぁ~
○○
東方明珠テレビ塔(上海テレビ塔)オフィスビル、ホテル等が綺麗にライトアップされ200万ドルの夜景
(ちなみに100万ドルの夜景は香港の夜景:現地添乗員談)



永吉さん、森本さん、原田さん、山口さん


上海博物館

上海博物館正面入口

入口、各国から観光客が来場してました

入口を見張る、かわいい獅子像

展示品、紫檀の家具(時価?)
新石器時代から現代にいたるまでの文物が約10万点以上所蔵されているそうです。特に青銅器、陶磁器の展示に
力を入れてました。右端は、かってシルクロードを行き交ったであろうペルシャ商人とラクダの像。
    
    
中国少数民族の衣装姿の一例です。このように中国は少数民族国家でもあります

景徳鎮の壺。いやぁ~、素晴らしい。いい仕事しているぅ~!


上海博物館スライドショー




上海・新天地

旧フランス租界
の街並みを再現したそうです。一瞬フランス・パリに迷い込んだと思いました。
(一寸大げさですね?)
でもパリのカフェやオペラ座界隈の様相です。およそ中国らしくない一角でした。





佐野さんと山本さん


 
春節

私たちが訪れた時期は丁度中国の春節(=旧正月)真っ盛りでした。提灯、ぼんぼり、来る5月から開催
予定の、上海万博マスコット[海神(かいほ)]も加わり、祭り一色。まぁ~賑やかでした。


中国四千年の歴史を今に感じる古都・同里や朱家角の古き良き時代を残す街並みもあれば、超高層ビルが建ち並ぶ上海を駆け足で観てきました。特に改革開放の波に乗り、躍動し大発展を続けている沿岸部の上海の姿には驚異の念を覚えました。この発展の状況が将来的に、今の沿岸部[だけ]から内陸部に広がってゆくと、世界最大規模の経済大国・中国になることに疑いの余地ありません。一方わが日本には石油は無い、ガスは無い、鉄も無い、レアメタルも無い無資源国。わが日本がこれから生き抜いて行くには同盟国以外の他国から毅然とした抑止力を持つ、技術立国しかないと強く感じました。[二番目の技術ではダメ!]。頑張れ日本!、目指せ[世界で一番の技術]、技術立国・日本!
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